私を救ってくれたもの

episode1

人生どん底という状態の私を救ってくれたのは高校からの親友であった。

しょっちゅう連絡をとっているわけでなないが、お互い持ちつ持たれつ困ったときは相談してきた。それでも、この件はこの子にすらずっと相談できずにいた。

『友達を失うかもしれない。』という恐怖心を抱きながらも、メッセージを送った。

死にたくて、死ねなくて、どうしたらいいかわからなくて、途方にくれて泣き疲れた早朝の4時、普通なら返信など見込めない時間だった。

「死にたいのに、死ねない、私不倫している。もうどうしたらいいかわからない。」

突然のメッセージに困惑したことだろう。

今考えれば本当に迷惑な人間だ。でも、人の迷惑を考える余裕すらなかった。

賢く、冷静な親友は、すぐに返信をくれた。

「死ねなくて良かった。」

私は涙が溢れて止まらなかった。

こんなしょうもない人間なのに、死ねなくて良かったと思ってくれる人がいること。

「私死ななくていいのかな、もう人生終わりだと思って、もうどうしたらいいかわからなくて。人としても母親としても終わってて…」

と取り乱す私に彼女は冷静に続ける。

「死ぬようなことはしていない。不倫はそこまで重罪じゃない。死んだら、ただただ残された人が地獄のような日々を送ることになるだけ。落ち着いて。ひとつひとつ整理していこう。」

今考えても本当に適格なコメント。私は彼女のおかげで少しずつ冷静さを取り戻した。

つくづく私は良き友達を持った。

彼女はその後も適格なアドバイスをくれて、

何が問題で、私はどこに不安を抱いていて、

どう解決していくのがベターなのか、

一緒に考えてくれた。

相手が逆上して異常な行動にでるかもしれないということも考慮した上で、

作戦を練り、実行していった。

私が行った具体策は、弁護士への相談、職場(管理職)への相談、心療内科の受診、

最終的には休職→退職し、相手との関係は完全に終了した。

(警察への相談も視野にいれていたが、危険性が薄れたため、結局相談せずに終わった。)

完全に終了するまでは、思ったより長くかかり、相手からのストーカー行為もなかなか終わらず、心身ともに疲弊したが、自殺を考えていたときに比べればずっとずっと気持ちは楽であった。

友達への連絡をしてから2年が経ったころ、「あ~やっと心の底から笑えてる」と思えるようになった。

不倫を振り返ってみると、マインドコントロールされていたなと客観視できるようになった。

これについては今後詳しく書く予定だが、不倫は2人だけの関係で、他の人の意見を聞くようなことはない。故にお互いにとって相手が全て。無意識に相手を洗脳している(されている)場合もあるということ。

これを読んでくださっているあなたは相手にマインドコントロールされていませんか?

あなたの心の声はちゃんと聞こえていますか?

心は生きていますか?

もし一人でどうしようもなく悩んでいる方がいらっしゃたら、誰かに打ち明けてみるというのも一つの手ですよ。

どうか、一人で悩まないで。。。

苦しみが少しでも和らぎますように…

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